LinkPrint WEBサーバ上での準備 −リソースファイルの配置−

帳票印刷に必要なリソ−スファイルをWEBクライアントからアクセスできるように、WEBサーバ上に配置します。

配置するものは以下の3つです
  • 印刷画面コンポーネント用のダウンロードファイル
  • 印刷データ(テキストファイル等の場合)
  • 印刷指示画面ページ(印刷処理開発
印刷画面コンポーネント用のダウンロードファイル −軽量ファイルをhttpで-

WEBサーバ上に印刷画面コンポーネントが参照して印刷を行うために必要なファイルを配置します。印刷画面コンポーネントはWEBサーバに対してHTTPアクセス(標準ポート:80)を行って、以下の4つのデータを要求します。これらをサーバ上にアップロードしておけば準備は完了です。

  • 帳票データと印刷したいデータを対応付けたデータファイル(データベース連携
  • 帳票データファイル(帳票データ作成
  • 帳票カテゴリファイル(帳票種類決定
  • 印刷画面コンポーネントのインストール用キャビネットファイル(標準添付)
印刷データ(テキストファイル等の場合)を用意

印刷データをテキストとして指定された場合、印刷画面コンポーネントはプロパティとして、印刷データファイル名を指定できます。
印刷画面コンポーネントはWEBサーバに対してHTTPアクセス(標準ポート:80)を行って、印刷データファイルを要求します。静的に印刷データファイルを事前に用意できれば準備完了です。
さらに、セッション管理を行い、同時アクセス制御を行なう場合はテキストデータを動的に書き出すページのurlを指定することもできます。(指定する印刷データをダイレクトに印刷画面コンポーネントのプロパティとして指定する場合とOBCDデータを印刷データとする場合は、この準備は不要です。)

印刷画面コンポーネントの参照を記載したhtmlページの書き出し(または静的に印刷を行うhtmlを用意)準備を行います。基幹システムとの連携を実現する上で実現方法は以下の3パターンが考えられます。

  1. 静的なページを準備し、クライアントで、このURLを指定してもらう方式
  2. 動的なページを準備し、クライアントで、このURLを指定してもらう方式
  3. 動的なページを準備し、基幹システムからこのページにセッションを遷移(POST・GET)させる方式

基幹システムとの連携度合いは3のパターンがもっとも高く、準備作業は1のパターンがもっとも簡単に行えます。お客様の状況に合わせたパターンが選択いただけます。