LinkPrint 運用テスト −クライアント環境のプリンタテスト−


各クライアントで実際の印刷システムを稼動させるテストです。送り状や統一伝票など連続伝票の印刷では、各クライアントで印刷を行うプリンタ・プリンタドライバ・給紙装置をきちんと設定しておくことが重要です。この運用テスト段階で、これらの事項を帳票ごとにテストします。「LinkPrint」付属ツールはこのテスト結果をうまく実稼動に結びつける印刷条件指定機能を持っています。

印刷条件指定機能 −クライアントでの印刷テスト結果を実稼動に反映−

テスト完了した印刷条件(使用プリンタ・使用給紙装置・専用紙印刷/白紙印刷区分・印字位置調整値)を帳票と紐付けさせてクライアントで指定しておくことができます。そうしておけば、業務で実印刷を行う際には指定した条件でスムーズに印刷業務が行えます。

印刷条件指定機能
印刷条件指定機能 −クライアントでの複数台のプリンタの使い分けをコントロール−

また、印刷帳票の種類が多い場合は、複数台のプリンタを帳票によって使い分ける必要があるかもしれません。例えば、出荷現場ではピッキングリスト・貼り荷札・送り状など異なる種類の帳票を3台のプリンタから同時に印刷を行う必要があるかもしれません。「LinkPrint」ではクライアントごとに、どの帳票をどのプリンタで印刷するのかを指定することができます。

例:
  • 送り状−プリンタ:ドットインパクトプリンタA 給紙装置:トラクタフィーダ 区分:専用紙印刷
  • 貼り荷札−プリンタ:ドットインパクトプリンタB 給紙装置:トラクタフィーダ 区分:専用紙印刷
  • ピッキングリスト−プリンタ:ページプリンタC 給紙装置:トレイA4 区分:白紙印刷
印刷条件指定機能
各クライアントでのデバッグ機能

本来必要ないことが望ましいのですが、古いプリンタドライバの一部などでは制御がうまくいかないものが存在します。そのような場合は、クライアントごとでデッバグ用ログファイルの書き出しをサポートしていますので、ログ情報を元に対応を行っています。また、各クライアントごとでログファイルへ書き出す内容を変えるデバッグレベル定義を設定することができますので、より詳細な情報を書出しも行えます。