給与印刷 11

定額減税への対応もカンタン!柔軟に対応できる!

『給与印刷11』では以下の方法で、令和6年分年末調整において定額減税への対応が可能です。(2024/11/11公開) up

令和6年分「年末調整」への対応 new

『給与印刷11』令和6年分年末調整版(Ver.13.33) newの「給与計算Excelブック」では、定額減税について以下の対応を行っています。

令和6年分「年末調整」画面
▲令和6年分「年末調整」画面(クリックすると拡大します)

■令和6年分年末調整における定額減税への対応

  • 「年末調整」処理の際、「年調減税額」「年調減税額控除後の年調所得税額」「控除外額」欄が追加になり、年調減税額を入力すると、「年調減税額控除後の年調所得税額」「年調年税額」「控除外額」が自動計算されます。
  • 「源泉徴収票」シートからの印刷で、摘要欄に「源泉徴収時所得税減税控除済額、控除外額」が転記されます。
    ※印刷時の注意ダイアログが表示されますので、内容をご確認ください。
  • 「賃金台帳」シートからの源泉徴収簿兼賃金台帳の印刷で、2024年定額減税対応フォームを選択すると、「年調減税額」「年調減税額控除後の年調所得税額」「控除外額」が転記されます。

給与明細フォームへの対応

『給与印刷 11』では、多数の給与(賞与)明細フォームを収録しており、使いたい用紙を選択するだけで、簡単に入力して給与(賞与)明細を作成できます。 「定額減税」については、フリー項目に「定額減税」についての項目名や金額を追記するだけでOKです。 手入力のほか、CSVやExcel形式の外部データがある場合は、一気に読み込んで作成することもできます。

以下に、定額減税額の記載方法をご紹介します。

「控除」項目に「所得税」・「控除前税額」・「定額減税」を記載する方法

「控除」項目への記載例1

給与明細フォームに直接入力する場合

  1. フォーム画面を起動し「控除前税額」「定額減税」などと項目名を追加します。
  2. 「控除前税額」「定額減税」以外の金額を入力します。「控除合計金額」が正しく自動計算されているかご確認ください。
  3. 「控除合計金額」欄を選択します。
  4. 「書式」メニューの「自動計算設定」をクリックしてチェックを外します。
  5. 最後に「控除前税額」「定額減税」の金額を入力します(「控除合計金額」は自動計算されません)。

給与計算Excelブックをご利用の場合

  1. メイン画面【Excel】「給与管理Excelブック」を起動します。
  2. メニューバー[給与・賞与明細の作成]をクリックします。
  3. 「所得税」列に、定額減税を反映した値を入力します。
  4. 入力後、メニューバー[印刷フォームの選択]をクリックし、フォーム画面を起動します。
  5. フォーム画面にて「控除前税額」「定額減税」の項目名と金額を入力します。

「控除」項目に「所得税(減税前)」・「所得税(減税額)」を記載する方法

「控除」項目への記載例2

給与明細フォームに直接入力する場合

  1. フォーム画面を起動し「所得税(減税前)」と「所得税(減税額)」などと項目名を修正・追加します。
  2. 後は、金額などを入力するだけです。
    ※「所得税(減税額)」にはマイナスの値を入力します。

「その他」項目に「所得税控除前」・「所得税減税額」を記載する方法

「その他」欄への記載例1

給与明細フォームに直接入力する場合

  1. フォーム画面を起動し「その他」項目に「所得税控除前」「所得税減税額」などと項目名を追加します。
  2. 追加した「所得税控除前」「所得税減税額」以外の金額を入力します。
  3. 「その他合計金額」欄を選択します。
  4. 「書式」メニューの「自動計算設定」をクリックしてチェックを外します。
  5. 「所得税控除前」「所得税減税額」の金額を入力します(「その他合計金額」欄は自動計算されません)。

給与計算Excelブックをご利用の場合

  1. メイン画面【Excel】「給与管理Excelブック」を起動します。
  2. メニューバー[給与・賞与明細の作成]をクリックします。
  3. 「所得税」列に、定額減税を反映した値を入力します。
  4. 入力後、メニューバー[印刷フォームの選択]をクリックし、フォーム画面を起動します。
  5. フォーム画面にて「その他」項目に「所得税控除前」「所得税減税額」などと項目名を追加し、金額を入力します。

「記事」項目に「定額減税額」を記載する方法

「記事」欄への記載例2

給与明細フォームに直接入力する場合

  1. フォーム画面を起動し「記事」欄に「定額減税額」などと項目名を追加します。
  2. 後は、金額など入力するだけです。

給与計算Excelブックをご利用の場合

  1. メイン画面【Excel】「給与管理Excelブック」を起動します。
  2. メニューバー[給与・賞与明細の作成]をクリックします。
  3. 「所得税」列に、定額減税を反映した値を入力します。
  4. 入力後、メニューバー[印刷フォームの選択]をクリックし、フォーム画面を起動します。
  5. フォーム画面にて「記事」欄に「定額減税額」などと項目名を追加し、金額を入力します。

欄外に「定額減税額」を記載する方法

欄外への記載例

はじめに

  1. メイン画面から印刷するフォームを起動します。
  2. フォーム画面【モード切替】ボタン⇒【文書】ボタンをクリックしてスペースの追加をします。 スペースの位置・大きさなど調節します。
  3. 「ファイル」メニューの「オリジナルフォームに登録」をクリックして登録をします。

給与明細フォームに直接入力する場合

  1. オリジナルフォームを起動し金額など入力するだけです。
  2. 追加したスペースには「定額減税額(所得税):5000円」などと入力します。

給与計算Excelブックをご利用の場合

  1. メイン画面【Excel】「給与管理Excelブック」を起動します。
  2. メニューバー[給与・賞与明細の作成]をクリックします。
  3. 「所得税」列に、定額減税を反映した値を入力します。
  4. 入力後、メニューバー[印刷フォームの選択]をクリックし、オリジナルフォームを起動します。
  5. 追加したスペースには「定額減税額(所得税):5000円」などと入力します。

ご紹介動画(給与計算Excelブックをご利用の場合)

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