伝票革命／販売・仕入・在庫 12

フォーム作成機能により、外税、内税等さまざまな形式の商品ラベルフォームを作成できます。
また、税率や税率区分を表示することもできます。

フォーム作成機能でこのように税込価格・本体価格（税抜価格）・消費税額・消費税率などをレイアウトすることができます。

商品一覧から税率を指定することもでき、税率にあわせて算出した価格で印刷することもできます。

※ただし内税商品については、商品台帳に登録されている売価に対して、指定された消費税率で税抜き価格や消費税額が計算されますのでご注意ください。
例）消費税率が 8％のときに内税商品として売価を 1080 円で登録した商品に対し、「10％で印刷」としても税込価格は 1100 円にはなりません。
内税商品については、「商品ラベル（外税表示／本体価格＋消費税）」フォームをご利用いただくと「1000 円＋消費税」という表記になります。

消費税率（標準／軽減）とその適用開始日を設定できます。今後消費税率の変更があった場合には、ご自分で追加することができます。
※標準税率１０％と軽減税率８％は設定済みです。基本的には以下の操作は必要ありません。

変更方法

スタートメニュー「すべてのプログラム」から [伝票革命]−[消費税変更ツール]を起動します

変更する場合は、【新しい消費税率を追加する】をクリックして、税率変更の開始日と税率を設定したら【追加】をクリックします。その後【OK】をクリックすると、保存されます。

新消費税率の適用開始日になると計算される際の基本的な消費税率が自動的に変更になります。
ただし、適用開始日以前・以後であっても、フォーム画面上で、その都度必要に応じて消費税率を適用することができます。

フォーム画面での計算

納品書・売上伝票など伝票入力について『伝票革命／販売・仕入・在庫 12』のフォーム画面では、伝票日付を見て消費税を自動判断し計算します。

※計算処理は数値入力後[tab]キーを押したり他のスペースをクリックすると行います
※消費税率は明細ごと／伝票単位で変更する事もできます

商品台帳の価格（内税価格）を、税率変更時に一括コンバートできます。
また、今回導入した税率区分については、商品台帳の一覧画面で簡単に書き換えることができます

商品価格の設定方法

スタートメニュー「すべてのプログラム」から[伝票革命]− [商品価格一括変更ツール]を起動します。
商品を選択して、さまざまな価格の設定をすることができます。

商品の税率区分の設定方法

商品の税率区分は、メニュー画面から「商品台帳」−「一覧」から変更できます。
変更したい商品を選択します（Shiftキーや、Ctrlキーをクリックすると、複数選択ができます）。「データ」メニューから「修正」をクリックします。
「売価税率区分」や「原価税率区分」を選択して、「標準」「軽減」を切り替えます。
※「非課税」は「課税区分」を選択して設定できます。

経過措置や、返品処理などのために、過去／未来の消費税率をあえて適用したい場合、フォーム画面上で、伝票ごとや明細ごとに消費税率を設定することもできます。

フォーム画面で入力する場合の消費税率変則処理

例１）経過措置などで一部の商品について以前の税率で計算処理して伝票を作成したい場合など

1. フォームを起動し、必要部分を入力します
2. 最初はすべての商品について伝票日付に基づいた消費税率で計算します
3. 税率を変更したい明細行のスペースをクリックし「消費税率設定バー」の明細行の消費税率を変更します
   ※切り替え対象となる消費税は「消費税率変更」の画面で登録された一覧が候補値になります

   

4. 消費税率切り替えの後の値で計算しなおされます

例２）2019年10月1日以降に返品伝票を起票するため以前の税率（8％）で計算処理して伝票を作成したい場合など

1. フォームを起動し、必要部分を入力します
2. 最初は伝票日付に基づいた消費税率で計算します
3. 「消費税率設定バー」の伝票の消費税率を変更します。
   ※切り替え対象となる消費税は「消費税率変更」の画面で登録された一覧が候補値になります

   

4. 消費税率切り替えの後の値で計算しなおされます