ラウンド型プリンタを組み立てて送り状を印刷
さまざまな給紙方法をもつラウンド型プリンタ、EPSON VP-D1800N(2018年7月新機種)を、組み立てるところからはじめて、印刷まで試してみました。
ドットインパクトプリンタを購入して箱を開けて中身を取り出したばかりの状態です。
写真のようにパーツごとに分かれて収納されています。付属物を確認して、ガイドを見ながら取り付けていきます。
今回は前と後ろにトラクタユニットを設置します。中央にトラクタユニットを設置して給紙する方法もあるようです。※必ず製品付属のガイドを見ながら、おこなってください。
トラクタユニットを前と後ろに取り付けます
用紙ガイドを背後、斜めに取り付けます。
電源やケーブルを接続後、インクリボンを取り付けました
VP-D1800Nにはさまざまな給紙方法があり、連続用紙を常時複数個所にセットしておくことができます。今回は、連続伝票・単票それぞれに、前方からと後方から、両方の給紙を試しました。
フロントサブカバーを外します。
右にある、給紙レバーをプッシュトラクタ(前)に合わせます。
プリンターカバーを開けて左側にある紙厚の調整をします
用紙ガイドをパタンと後ろに倒します。
前のカバーを開けて、隙間から用紙をくぐらせてトラクタに用紙をセットします。写真では運送会社の連続用紙の送り状(配送伝票)をセットしています。
前のカバーを閉じます。
給紙ボタンを押して用紙を給紙させたら、印刷を開始できます。
プリンタの口から用紙を吸い込んでいる様子です。作業スペースを最小限に抑えて、すっきり使えています。
次に、後方からの連続印刷を試しました。
まずは、右にある給紙レバーをプッシュトラクタ(後)に合わせます。
プリンターカバーを開けて紙厚の調整をします。
プリンタの後ろにあるトラクタに、用紙の穴をセットして、印刷します。写真では、わかりやすいように前方給紙とは別の送り状をセットしました。
では、前方からと後方から、両方用紙をセットした状態で、印刷を試してみようと思います。背後からの給紙を印刷している様子です。
決まった用紙を常時使うのであれば、用紙のかけ替えの手間がなく、とても便利ですね!
さて、では次は、単票用紙の印刷をしてみます。
給紙レバーを一番奥のカット紙にあわせます。
※単票用紙の給紙レバーの位置は、前から、後ろからいずれの場合も一番奥です。
プリンターカバーを開けて紙厚の調整をします
用紙ガイドを後ろから外して、前に取りつけます。
用紙の幅にあわせて、給紙ガイドを右のほうにずらします。※左は0に合わせておきます。
用紙を差し込むと自動的に給紙されます。
他の用紙も試しました。
最後は、背後から単票用紙を給紙し印刷しました。
給紙レバーを一番奥のカット紙にあわせます。
プリンターカバーを開けて紙厚の調整をします
用紙ガイドを前方から外して、斜め後ろに立てかけた状態に取り付けます。用紙を裏向きにして(印刷面を下に)セットします。用紙を差し込むと、自動的に給紙されます。
画面操作で印刷をかけると、前方から排紙されてきました
<ポイント>
用紙の糊付けが左側にされていたので、90度回転して印刷しました。そのため、あらかじめ90度回転した用紙サイズを登録しています。また印刷時は、印刷プロパティで、印刷の向きを「縦」→「横」に変更しています。
実際に印刷をしてみての失敗談も公開します。みなさまのお役に立てば幸いです。