ドットインパクトプリンタの使い方 EPSON VP-D1800N編

ラウンド型プリンタを組み立てて送り状を印刷

  1. 連続用紙 - 前からの給紙
  2. 連続用紙 - 後ろからの給紙
  3. 単票用紙 - 前からの給紙
  4. 単票用紙 - 背後からの給紙
  5. 失敗談

ラウンド型プリンタを組み立てて送り状を印刷

さまざまな給紙方法をもつラウンド型プリンタ、EPSON VP-D1800N(2018年7月新機種)を、組み立てるところからはじめて、印刷まで試してみました。

ドットインパクトプリンタを購入して箱を開けて中身を取り出したばかりの状態です。
ドットプリンタ組み立て前

写真のようにパーツごとに分かれて収納されています。付属物を確認して、ガイドを見ながら取り付けていきます。
今回は前と後ろにトラクタユニットを設置します。中央にトラクタユニットを設置して給紙する方法もあるようです。※必ず製品付属のガイドを見ながら、おこなってください。

  1. トラクタユニットを前と後ろに取り付けます
    ドットプリンタ組み立て

  2. 用紙ガイドを背後、斜めに取り付けます。
    ドットプリンタ組み立て

  3. 電源やケーブルを接続後、インクリボンを取り付けました
    ドットプリンタ組み立て

    組み立てが済んだら、プリンタをパソコンと接続して、プリンタ付属のCDでプリンタドライバをインストールします。(※インターネットのメーカーサイトにより新しいプリンタドライバが用意されている場合もあります)

VP-D1800Nにはさまざまな給紙方法があり、連続用紙を常時複数個所にセットしておくことができます。今回は、連続伝票・単票それぞれに、前方からと後方から、両方の給紙を試しました。


●連続用紙 - 前からの給紙

  1. フロントサブカバーを外します。 VP-D1800N

  2. 右にある、給紙レバーをプッシュトラクタ(前)に合わせます。 VP-D1800N

  3. プリンターカバーを開けて左側にある紙厚の調整をします VP-D1800N

  4. 用紙ガイドをパタンと後ろに倒します。
    前のカバーを開けて、隙間から用紙をくぐらせてトラクタに用紙をセットします。写真では運送会社の連続用紙の送り状(配送伝票)をセットしています。 VP-D1800N

  5. 前のカバーを閉じます。 VP-D1800N

  6. 給紙ボタンを押して用紙を給紙させたら、印刷を開始できます。 VP-D1800N

    VP-D1800N プリンタの口から用紙を吸い込んでいる様子です。作業スペースを最小限に抑えて、すっきり使えています。

●連続用紙 - 後ろからの給紙

次に、後方からの連続印刷を試しました。

  1. まずは、右にある給紙レバーをプッシュトラクタ(後)に合わせます。 VP-D1800N

  2. プリンターカバーを開けて紙厚の調整をします。 VP-D1800N

  3. プリンタの後ろにあるトラクタに、用紙の穴をセットして、印刷します。写真では、わかりやすいように前方給紙とは別の送り状をセットしました。 VP-D1800N

  4. では、前方からと後方から、両方用紙をセットした状態で、印刷を試してみようと思います。背後からの給紙を印刷している様子です。 VP-D1800N 決まった用紙を常時使うのであれば、用紙のかけ替えの手間がなく、とても便利ですね!

<ポイント>
ただし、給紙レバーや紙厚の設定は、その都度設定や変更が必要です。どちら側から印刷するか、毎回確認・変更するのを忘れずにお願いします。


●単票用紙 - 前からの給紙

さて、では次は、単票用紙の印刷をしてみます。

  1. 給紙レバーを一番奥のカット紙にあわせます。 VP-D1800N ※単票用紙の給紙レバーの位置は、前から、後ろからいずれの場合も一番奥です。

  2. プリンターカバーを開けて紙厚の調整をします VP-D1800N

  3. 用紙ガイドを後ろから外して、前に取りつけます。 VP-D1800N

  4. 用紙の幅にあわせて、給紙ガイドを右のほうにずらします。※左は0に合わせておきます。 VP-D1800N

  5. 用紙を差し込むと自動的に給紙されます。 VP-D1800N

    他の用紙も試しました。
    VP-D1800N

<ポイント>
複写用紙が糊付けされている側から給紙させます。
印刷すると上部に排紙されてきます。


●単票用紙 - 背後からの給紙

最後は、背後から単票用紙を給紙し印刷しました。

  1. 給紙レバーを一番奥のカット紙にあわせます。 VP-D1800N

  2. プリンターカバーを開けて紙厚の調整をします VP-D1800N

  3. 用紙ガイドを前方から外して、斜め後ろに立てかけた状態に取り付けます。用紙を裏向きにして(印刷面を下に)セットします。用紙を差し込むと、自動的に給紙されます。 VP-D1800N

  4. 画面操作で印刷をかけると、前方から排紙されてきました VP-D1800N

<ポイント>
用紙の糊付けが左側にされていたので、90度回転して印刷しました。そのため、あらかじめ90度回転した用紙サイズを登録しています。また印刷時は、印刷プロパティで、印刷の向きを「縦」→「横」に変更しています。


失敗談

実際に印刷をしてみての失敗談も公開します。みなさまのお役に立てば幸いです。

  • [単票用紙 - 背後からの給紙] のとき、給紙位置のメモリが右側にもあったため、用紙位置を右に合わせてしまい、印刷ができずかなり迷いました。
    → [単票用紙 - 背後からの給紙] の際も、給紙ガイドは左に合わせること。
  • [単票用紙 - 背後からの給紙] のとき、用紙を表向きにセットしてしまい、裏面に印刷されてしまいました。
    → [単票用紙 - 背後からの給紙] の際は、用紙は裏向きにセットすること。
  • 一度取り外した排紙ユニットの取り付け方がわからなくなりました。
    →排紙ユニットがない状態でも印刷ができました。(最後にはネットで調べて取り付けに成功しました)