伝票革命/販売・仕入・在庫 12

インボイス伝票の作成方法及び注意点

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『伝票革命/販売・仕入・在庫12』では、データ管理しながら簡単にインボイス対応の伝票を作成できますが、税転嫁の方法や伝票の書式において、注意しておきたい点がありますのでご紹介いたします。

得意先台帳・仕入先台帳 の設定内容でご案内します。

【注意(重要):内税取引について】
端数処理がインボイスに付き1回という制限があるため、端数が発生する場合は、得意先台帳・仕入先台帳の設定で税転嫁の方法として「明細ごと」は、インボイス対応できません。 また、『伝票革命/販売・仕入・在庫12』では、「内税」設定は、明細ごとに算出する方法をとっているため、端数処理が複数回発生する可能性があり、インボイス対応不可とさせていただいております。

月締め請求の場合:「締日」の設定は「都度」以外、「税転嫁」は「締め時」
★消費税は納品書に記載せず締め請求書に記載しているパターンです

⇒ インボイス対応の請求明細書フォームの利用でOK

  • ※ 締め請求書として「合計請求書」を使う場合、「合計請求書」は単独ではインボイスとなりません。 インボイス対応の「請求明細書」の使用に切り替えるか、「税転嫁」を「伝票ごと」に変更することをおすすめします。 「合計請求書」は、納品書や都度請求書とセットでインボイスとすることも可能ですが、その場合は、「合計請求書」を構成する納品書・都度請求書の情報(伝票番号や日付等)を合計請求書に記載する必要があります (『伝票革命/販売・仕入・在庫12』では、伝票番号が自動で記載される機能はないため、手入力で番号を入力しなければなりません)
都度請求の場合:「締日」の設定は「都度」、「税転嫁」は「伝票ごと」

⇒ インボイス対応の納品書・都度請求書フォームの利用でOK

  • ※ このパターンで、締め請求書を作成しているお客様へ:この場合、締め請求書には、「納品書シート」の計算結果を合計して算出します。 この操作で作成した締め請求書(「請求明細書」「合計請求書」)は、複数の端数処理を含んだものである可能性があるため、単独ではインボイスとはなりません。 納品書や都度請求書をインボイスとすることをおすすめします(この方法で作成した締め請求書は合計金額を示す書類としてご利用いただけます)。
締め日/税転嫁 月締め/締め時 都度/伝票ごと
納品書・都度請求書 税額が非表示となるため単独ではインボイス不可
請求明細書 端数処理が複数回含まれる可能性があり単独ではインボイス不可
合計請求書 関連する納品書の情報が必要となるため単独ではインボイス不可 端数処理が複数回含まれる可能性があり、また関連する納品書の情報が必要となるため単独ではインボイス不可

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