LinkPrint ニーズ別ソリューション

開発納期が短い   帳票の数・種類が多い   変形用紙が多い
帳票変更が多い   帳票は1つのツールで開発したい   他ツールと連携したい

システム開発において、帳票開発ツールが必要になるのはどんなときでしょうか?
LinkPrintをご採用いただいたお客様の場合、そのニーズが以下の項目に合致したときに必要性を認めていただいております。現在帳票開発ツールをお探しのお客様は是非ご参考下さい

開発納期が短い

開発納期が短い

開発納期には常に追い立てられるものですが、いうまでもなく帳票開発ツールとは納期を圧縮するためにあるものです。
特に帳票設計、帳票開発はプログラム開発に時間がかかる上、印字デバックにも時間を必要とします。ましてや、送り状や専用伝票などを、印刷に弱いWebアプリケーションから印刷をするとなると、さらに開発にかかる時間の比重が高くなってしまいます。

また、2016年1月の社会保障・税に関わる番号制度(いわゆるマイナンバー制度)など、法令による帳票の変更では、全国一斉に変更が必要になるため、システム変更に対応できる人員が不足状態になります。

そこで、帳票開発ツールを使う必要性が出てくるわけです。

帳票開発ツールには様々なタイプがありますが、LinkPrintは「アドオンタイプ」となります。
「フォームデータ作成」、「フォーム定義データ作成」、「レポート定義作成」をそれぞれのツールでおこない、アドオン時に渡すプロパティ値をパーツ化(コンポーネント化)します。フォームデータやレポート定義データ作成時に、用紙サイズや印字位置設計は併せて行いますので、アプリケーション上で印字位置合わせを行うプログラムの開発工程が必要なくなり、納期短縮が可能になります。

帳票の数・種類が多い

帳票の数が多い

帳票の数が多ければ多いほど、帳票開発(設計)にかかる時間が長くなり、帳票の種類(カテゴリ)が多ければ多いほど、設計方法が多岐に渡り、さらに手間と時間がかかります。
帳票の種類は、客先指定の複写式専用帳票、出荷のための送り状や荷札、あるいは集計・レポート、A4定型の白紙で印刷したい伝票類など様々です。しかし、これら多種多様な帳票を基幹システムから印字しようとした場合に、同じ設計方法で開発することはなかなか難しいようです。なぜなら、それぞれ表現方法が異なるからです。
こんなとき、幅広い帳票種類に対応した開発ツールをお客様が望むのは、もっともなことです。

LinkPrintは、様々な種類(カテゴリ)の帳票を開発(設計)できるだけなく、そのままご利用いただける「設計済帳票フォーム集」を兼ね備えることにより、さらなる開発作業の短縮を実現します。
その内訳は、主要運送会社様の宅配伝票、送り状、荷札、マニフェスト伝票、百貨店統一伝票、チェーンストア統一伝票をはじめ、プリンタ用紙メーカーヒサゴの納品書や請求書、給与明細、そして白紙対応伝票など。これらが、LinkPrintのコンポーネントとしてフォームデータになっております。
帳票設計を一切おこなう必要がなく、すぐに使える「設計済帳票フォーム集」をご利用いただくことにより、帳票の数・種類が多い案件での開発コストがさらに軽減できます。

変形用紙が多い

変形用紙が多い

複写タイプの連続帳票や取引先指定の帳票などは変形用紙が多いですよね。帳票開発の大変さは、結局この変形用紙(A4単票などの標準定型サイズ以外の非定型サイズ用紙)をアプリケーションから印刷するプログラムの開発ではないでしょうか?
現場では、まだまだ取引先様からの指定帳票(指定伝票・専用伝票)や送り状、荷札、配送伝票など非定型サイズの連続帳票への印刷ニーズが多いのも事実です。しかしながら、システムはWeb化しても、印刷部分のWeb化が難しい(時間がかかる)。そこでおすすめしたいのが、Webシステムにも対応可能な帳票開発ツール「LinkPrint」です。

非定型サイズ用紙への印刷プログラムで意外に面倒なのが、プリンタへの用紙サイズ登録(Windows対応プリンタの場合)です。LinkPrintなら、それをツール側で行いますので、印刷実行PCへの登録設定作業は不要です。
印刷実行環境には様々なプリンタがあると思いますが、稼動時に、LinkPrintがそれらのプリンタを認識し適切な設定をおこないます。また、たとえば複写伝票にはドットプリンタ、カット紙にはレーザープリンタなど、帳票によって使用するプリンタを使い分けるケースがありますが、いちど実行環境側で印刷をおこなうと、そのときに使用したプリンタと印刷設定情報を記憶するため、その都度設定をおこなう必要がありません。

帳票変更が多い

帳票の数が多い

開発したシステムが稼動した後に、帳票変更が行われることは頻繁にあります。たとえば、取引先様が増えて専用帳票が増えた、あるいは出荷現場での運送便の変更により送り状、配送伝票が変更になった、などですね。
印刷するデータは変わらないのに印字位置が変わっただけでシステム全体の開発をしなおす、これはかなり大変な作業です。システム開発に帳票印刷は必ずついて回りますから、こうした変更はあらかじめ考えておかなければならない重要な問題です。帳票変更があったらその都度システム変更を行えばいい、という方もいらっしゃいますが、クライアント様に帳票変更のたびに予算をとっていただくということも難しい時代になりつつあります。必要最小限の労力・コストで変更などに対応できるのが理想です。

LinkPrintの特徴は、なんといっても、アプリケーションの帳票印刷部分をパーツ化(コンポーネント化)することにより、システムの帳票印刷基盤の汎用性を高めることができることです。
たとえば、印刷するデータは変わらず帳票だけが変更になった場合は、パーツ化された「帳票データ」を差し替えるだけですみ、印刷するデータが変わった場合でも、「フォーム定義」を変更するだけですみます。同様の理屈から、帳票が増えた場合でも、最小限の手間で追加作業ができます。
こんなときこそ、LinkPrintを使ってよかったと言っていただけると思います。実際、弊社のお客様で、システム稼動後に「設計済帳票フォーム集」から必要なものを非常に安価にて追加提供させていただき、変更にもすばやく、安く、簡単に対応されたお客様もおみえになります。

帳票は1つのツールで開発したい

帳票は1つのツールで開発したい

開発(設計)する帳票の種類が多岐にわたる場合に困るのが、帳票の種類(カテゴリ)ごとにそれぞれ異なる設計が必要になるため、1つのツールでは実現できないことが多いことです。帳票開発を行ったことがある方なら、伝票タイプ(納品書や請求書のようなタイプ)やレポートタイプ(集計タイプ)、また専用帳票タイプ、シールタイプなど、異なった種類の帳票の開発を行う大変さをよくご理解いただけることと思います。
そこで、帳票ツールの選定を行うときには、このように異なる種類の帳票の開発も、1つのツールで効率よくおこなえるものを選びたいものです。

LinkPrintでは、こうしたお客様のニーズにお応えするため、1つの帳票ツールであらゆる種類の帳票開発(設計)に対応できる工夫がなされています。
LinkPrintには伝票タイプとレポートタイプと2つのツールがありますが、実行環境のユーザーインタフェースは統一することが可能です。開発時も、アドオン時に引き渡すプロパティが伝票タイプ(納品書や請求書のようなタイプ)とレポートタイプ(集計タイプ)で違う以外は、ほぼ同様の開発方法で行うことができます。

他ツールと連携したい

他ツールと連携したい

Webシステム作成でツールを使うケースがあります。例えばWebシステムをリッチクライアントで実現するツールを使って細かな動きが出来るWeb入力画面を開発したりするケースです。LinkPrintではこういったツールベンダー様との連携・検証も行い、ソリューションとしてお客様へご提案します。