LinkPrint 導入事例


LinkPrintを実際にご導入いただいたお客様の声を紹介します。業務上の問題点やシステムで解決したい内容からLinkPrintをどうご活用いただいて問題解決されたかなどを紹介します。

流通業 大手商社A社 情報システム部 様
お客様の声:
専用帳票の種類が多すぎて困っていましたがこれで開発作業が随分とラクになりました。
業務課題:
Web基幹システムからのラベル・送り状発行
システム課題:
基幹システムに専用帳票を印刷する機能がなかった
帳票ソリューション内容
A社様は基幹システムをWebシステムにのせかえるという話が出ていました。
大手商社様ですので当然、物流倉庫をお持ちです。倉庫で管理するラベル自体にもロジスティックソリューションされている専用ラベル(色分け、形状など)もあり、また発送時に使う運送会社も複数社の複数サービスがありそれぞれが連続帳票ということで帳票の種類が10帳票以上もあるということでした。
Web基幹システムからは専用帳票の印刷の仕組みがなく基幹システムプログラムに専用帳票の印刷設計をするにはあまりにも膨大な工数がかかりそうということでした。Webシステムのせかえにあたって帳票類の整理なども行われたようですが、やはりそれでも必要とされる専用帳票は相当数あり、Webから専用帳票を印刷できる帳票開発ツールで解決されることになりました。
L-Printにしてよかった点
システム変更もあり業務遂行上、専用帳票をなくしてしまう、ということも考えられたそうですがそれなりの規模で業務がすでに動いているだけに業務フローの変更のリスクは負いたくなかった。
今まで業務で使われていた既存帳票への印刷も可能になり、Webからの帳票開発部分とシステムのせかえ作業、また業務フローの再構築とミッションをきれいに切り分けができるようになったので、それぞれの作業が効率的に行えるようなったということです。
物流業 大手物流会社B社 情報システム部 様
お客様の声:
オペレーターの印刷実行操作に不安がありましたがこれなら大丈夫です。
業務課題:
クライアントでの印刷オペレーションは必要最小限に。
システム課題:
専用帳票サーバーを置かずにWebシステムからの送り状発行。
問題点
B社様においても他の物流会社様と同様に荷主様のご意向により運送便が決定されることは少なくありません。荷主様へのサービスとしてWebシステムを立ち上げて、出庫・在庫関連帳票は統一フォーマットで決めてシステムからのA4単票出力での仕組みは開発できましたが運送便の送り状印刷に関してはそうはいきませんでした。同じWebシステムの中から送り状印刷をしたいのと同時に極力オペレーターの操作は必要最小限にしたいということからコンポーネント化されて既存Webシステムとの一体感が保てそうなLinkPrintを検討いただきました。
開発にあたって
B社様はすでにWebシステムが稼動していました。従って新たに帳票印刷用にWebサーバーを構築することに抵抗がありシステムへの組込タイプが望ましいということでActiveXコントロールタイプのLinkPrintはまさにうってつけの帳票開発ツールでした。またLinkPrintですぐに使えるWeb帳票集の中に必要される帳票も全て収録されていることから開発工期もずっと短縮されます。また業務課題となっているオペレーション操作に関してもLinkPrintのコントロールは独自印刷機能でブラウザからのダイレクト印刷をWeb帳票(送り状イメージ)とデータを確認しながら行えるのと印刷ボタンを押すという簡単な動作だけなので、オペレーターに印刷のための設定作業などをさせることはありません。これなら不安なく作業していただけるということでした。
LinkPrint稼動後
B社様ではさらに他の荷主様で別の運送会社の送り状印刷をする課題も出ましたがこれも既存WebシステムへLinkPrintのWeb帳票を追加して開発コストを下げていただいております。
システム開発ベンダー C社 様
お客様の声:
特定業種向専用システムを開発し必須となる専用帳票印刷システムを導入し開発効率が上がりました。
業務課題:
受託システムでのフルカスタマイズは開発効率が悪い。開発効率を上げるため、ある程度パッケージ化したシステム開発をし、さらに必須となってくる専用帳票印刷部分のツール利用で更なる開発効率化をする必要があった。
システム課題:
受託をするたびに発生する指定帳票印刷。
営業成果としてのシステムのパッケージ化
C社様においては他社パッケージソフトのサポート・カスタマイズ・指導導入をメインにビジネスをしていましたが、特定業種向けに営業訪問・導入を努力し続けた結果、自社開発のオリジナルシステム開発を構築できるノウハウを吸収し、ついにはそのシステムを開発されるに至りました。しかしながら、せっかく特定業種向けに汎用性は高くなったものの、都度開発しなければならない指定帳票印刷プログラムはやはり開発効率を悪くなる要因になり、ひいては利益率を圧迫する材料になっていました。
データ処理と印刷処理の切り離しが更に開発効率を上げる
社様においては当初、指定帳票印刷処理は手組みでの印字位置プログラムの作成を行っていて開発効率の悪さをなんとかならないかと考えていて帳票ツールを検討していました。ユーザー様にはあまり帳票ツールを意識したユーザーインタフェースをとりたくないと考えられていたC社様はシステムと一体化できる組込型のツールを希望していました。
LinkPrintで処理の切り分けがうまくいきデバッグもラクになりました
プログラムレスで指定帳票フォーム作成が出でき、同時に印字位置あわせも行えるのであとは印字したいデータの引渡しを行って呼び出すだけ、これがデータ処理(プログラム)と印刷部分(指定帳票開発)の切り分けをスムーズにしデバッグ効率を上げ、開発効率を上げるということに成功しました。
今後は
特定業種なだけにユーザー様のご利用の指定帳票にも重なりも出てくることが想定されるので更なる効率化が進むことを期待されています。